AI2045 神か悪魔か あなたの仕事をどう変える?
2045年シンギュラリティが起きるといわれている。
シンギュラリティとは人工知能(AI)が人間の知能を超える未来であり
AIが自らAIを作り始めたり、人の脳をコンピューター上に再現したりすることが
考えられる。
進化のスピードが激しい世の中において、この時期はもっと早まるかもしれない。
AI時代の到来で自分たちの仕事はどうなるのか、どう生きていけばいいのか?
この本には様々な知識人への取材や、海外の事例などから今後のヒントになることが
書かれております。
AI時代において何が大切かを考えるきっかけになるので気になっている方には
おすすめです。
大切なこと
「機械は人間の仕事を壊したが、新しい仕事も生み出した。AIも同じである」
第一次産業革命以降、多くの人間の仕事がなくなったが、その分新しい仕事が
生まれてきた過去がある。
実際、ロボットが導入された企業においては「ロボット管理者」と呼ばれる仕事が
生まれており、新しい仕事が誕生している。
また日本における現在の業務の55%はロボットによる自動化が可能であると
みられている。
今後ますます労働力が不足する日本においては、単純労働は自動化し、従業員は創造性
や付加価値の高い業務に集中してもらうことで、企業の生産性を高めていくことが必要
。
「AIは火薬、核兵器に次ぐ第三次戦争革命を引き起こす」
AIを軍事兵器に活用したりする国やテロリストが出てきたり、シンギュラリティ以降、
AIが暴走してしまうのではないか。
そんなことが起きないように多くの企業家たちが声をあげ「人による制御の担保」
「AI軍拡競争の禁止」23原則を掲げる非営利団体なども立ち上がっているそう。
つまり
AIは人類を変えるが、AIを変えるのも人類である。
(BY 自分)
世界がデジタル化というトラックで競争している中、日本はアナログという
トラックでまだ走っているといわれております。
これから超高齢化、人手不足社会になる日本で、もっとAIというテクノロジーを
使い社会課題が解決に向かい、平和で幸せな国として世界の見本になれるぐらいに
なったらいいなと思います。