何を捨て何を残すかで人生は決まる
「人生は選択の連続である」by シェイクスピア
そう意識して人生を歩んで来ただろうか?そのことを今一度考えさせられる本でした。
以前は一生懸命働いて、たくさん稼ぎ、たくさんお金を使うことが幸せという主な形であったが、物資的にほぼなんでも揃えられる状態になった今、幸せの形は自分で選択できるようになった。
だからこそ他人の常識に縛られず、自分の価値観を信じて進んでいき、自分を高めることが必要である。
この本では生き方における選択の話だけではなく、仕事への意識や取り組みに関しても非常に参考になることが書かれていたので3つ上げます。
①仕事の質は仕事外の質で決まる
→仕事ばかりしていても自己投資であるインプットをしなければ、アウトプットである仕事の質は向上しない。
②会社とは毎月の給料という名の「ベーシックインカム」が保証された環境。だからこそチャレンジをしなければ、外では通用しない人になってしまう。
→終身雇用制度が崩れていく今、出世という狭い範囲での評価の為に頑張るのではなく、会社の外でも通用するようなスキルに磨きをかける。それが来るべき時の備えになっていく。
③「ビジネスはスポーツである」だからこそ「試合の為の練習」=「仕事の為の勉強」が必須。
→プロスポーツ選手の試合の為の練習に費やす時間は試合の4倍程度、しかし一般的なビジネスパーソンが費やす時間は1日10分しかない。多くの人が練習不足で試合に臨んでいる。だから練習すれば際立った存在になれる。
自分は今まで仕事だけを一生懸命やってきたつもりでしたが、それではダメなんだと痛感しました。
仕事に対する考え方や取り組みも自分で選択をし、変化させることで、人生を変えることができる!
そんなことが学べたとても良い本でした。オススメです!
2019年もどうぞよろしくお願いします!
https://www.amazon.co.jp/dp/4413044819/ref=cm_sw_r_cp_api_ZU0kCb1AXZ9QA